リヴァプールvsアトレティコマドリード 雑感
リヴァプールのファンボな上普段プレミアしか見ないので、リヴァプール目線の記事になります。
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▪️選手評価
GK
・アドリアン 3点
不用意なパスミスが決勝点に結びついてしまった。FAカップでも失点に直接結びつく判断ミスがあったため、どうしても印象は悪い。
強い雨の中難しいコンディションだったことは理解できるが、技術面のミスというよりは適切な状況判断ができていない故のミスなので、非常に残念。
2点目3点目に関しても、アリソンであれば…という気持ちは拭えない。
DF
・ファンダイク 7点
まさにI'm doneといった仕事ぶり。
俺が彼なら、自分にやれるだけのことはやったし後はどうしようもないという想いだろう。
何度か裏を取られかける場面はありつつもジョーゴメスとの距離感を丁寧に保ち、最後尾の守備を務め上げた。
ロングフィードによる基点としての役割、セットプレーや終盤パワープレイのターゲットとしての役割など攻撃面にも多大なる貢献をした。
2失点目の際の守備については何か言われるかもしれないが、個人的にはファンダイクを責めることはできないように思う。
自身に与えられた多くの役割をこなしたが、それが得点ないし勝利という結果に結びつかなかったことだけが残念。
・ジョーゴメス 6点
守備面においては持ち前のスピードを活かしたファンダイクの裏のカバー、色々な意味でテクニカルなマッチアップのジョアンフェリックスへの丁寧な対応など、適切な貢献をした。
また、アトレティコがたびたびしかけてきたDF4枚に4枚を当てる形でのハイプレスに対しても焦ることなく適切に対処し、ピンチの創出を防いだ。
個人的には技術面でマティプに劣る印象があったが、それを十分に払拭してくれる内容だった。
与えられた役割をキッチリこなしたが、元々それがファンダイクほどでないので6点。
・ロバートソン 5点
スピードと高いクロスの精度を武器に、攻撃面で求められた貢献をした。
…が、雨やプレッシャーのせいからしくないパスミスが目立つ1日だった。マネとの関係性の中で縦パスをカットされることも多く、敵のショートカウンターの基点になりかけるシーンが多く見られた。
試合を通して左サイドからアトレティコの堅い守備陣を崩しきることはできなかったのは残念。
・アレクサンダーアーノルド 6点
サラー、Oxとの絡みの中でうまく攻撃を形成し、チャンスを数多く生み出した。
・起用評価
ヘンダーソンが間に合う。
ファビーニョをアンカーに置いてヘンダーソンとワイナルドゥムを前に配置するやり方もある中、オックスレイドチャンバレン(以下Ox)を起用してヘンダーソンをアンカー起用。
これは1stレグでの負けを意識して開幕から前のめりに攻めようという意思表示であると同時に、ヘンダーソンへの信頼感も見てとれる。
ミルナーの先発起用もワンチャンあるかなと思ったが、結果的にOxは絶好調でありこの采配は的中したと言っていい。