浮草日記

メルヘン系ブログ

19歳、花咲くいつか

花咲くいろは観終わりました。直近の感想

 

・26話とは思えないほどキャラが生きていた。

・普通映像だけで読み取らせそうな演出にしつこくない程度の心の声が入っていて、とても観易かった。また、核心的なところは結構台詞になっていた

・なこちがかわいかった。

・人物の成長や人間関係の変化がはっきりしていた。物語の最初と最後で対比の構造をとるようなシーンも多かったためよりそれが強調されていた。

・一期前半は緒花ちゃんがただただ痛々しくて見るのが辛かったが、中盤からその辺りを我慢した意味が出てきていた。「最初我慢すればあとから面白い」と紹介を受けた作品で本当にそうだったのは初めてかもしれん

・どこをとっても風景の作画が綺麗で、一貫していかにそういうイメージみたいなものは大切にしているかを感じ取れた。

・煌びやかな、幻想的なイメージを延々見せつけてくれるアニメだった。冬の描写が少なかったのはその影響もあってかな?

・ただ見るだけでも面白かったけど、後の展開を観た後だからわかることや、ストーリー以外の部分で観るところが多くある気がするのでもう一度観たい。

・いろははnano.ripeのイメージアニメ、nano.ripeはいろはのイメージソング歌手

・俺が散々思った「雰囲気がいい」、とは具体的に何を指すのか。自称現実主義都会少女が、突然移り住むことになった祖母の旅館の人々と接する中で段々と「自分」いうものを見つけていく。自分って何?何になりたい何がしたい?恋って何?=主人公の高校生らしい悩み。若さ

古風な旅館、美しい自然、青い空白い雲、海、プール=「青春」(?)

   →徹底して描かれる「若さ」と、その成長。(?)

祭りプール花火海森林古風な旅館祭り。心の拠り所みたいな意味合いが強いのかな?青春というよりももっと昔、幼児期といった方がしっくりくる気がする。すべてが新しくて知らないものだらけだった、あの頃の言葉では言い表せないようなワクワクする気持ち思い起こさせられた。それが「いい雰囲気」の正体なのかも。若いということの力強さみたいなものも描かれてたと思う。無限の可能性に対する期待とか、そういうもの

 

まとまんねー。箇条書きなのに箇条書けてないや。

まあまとめんのは明日以降の作業ってことで。これはつらつら思考垂れ流して、後で考える時の判断材料をかき集める記事です。

 

 

【総括】

とても面白かった。それは間違いないのだが、本当に自分でもなぜ面白いと思ったのかが説明できない。雰囲気、とか言ってなんとなく説明した気にはなれるけど、それでは意味がない。単純にこういうことをあまり考えなかったせいで脳が慣れていないのと、これまた単純にボキャ貧のせいだと思う。考える手段として最低限必要になる言語能力を獲得できていないことを反省するとともに、今まで手を出すことのなかったアニメ感想考察サイトに手を出そうと思う。もっともらしい他人の考察に自分の考えが引っ張られそうなのが嫌で今まで意識的に避けてきたのだが、(そういう考察のできる、書ける人間にあまりなりたくないと思っていた。味方が一面的になってしまう気がして。)いろはを見て少し考えが変わった。製作者の作品に込めた思いが一番表れているのが演出であるべきで、あるはず。ならばその演出の理解なくしてどうして作品を楽しみつくしていると言えようか。少なくとも観終えた直後の今は、そんな風に思っている。

一方で、やはりフラットな状態で観た時の感想は残しておくべきだ。それは何の混じり気もない、自分の一番純粋な思いであるはずだから。

 

 

劇場版は明日観ると思う。明日観なければ週末。