浮草日記

メルヘン系ブログ

うちの工場東武動物公園より先なんだぜ

今日の夜から明日の朝にかけて生産応援で工場に行く。

初めはブチギレていたが、よくよく話を聞けば休出手当も夜勤手当も出るし、家を出てから家に帰るまでを賃金換算してくれるとのこと。

 


意外と不満はなかった。

 


夜勤のために7時就寝の13時起床。

だらだら起きてから小さい鍋に麺つゆと水を沸かして冷凍のうどんを茹でる。ふるさと納税のほたてをレンジで解凍し一緒に食べた。

俺は一年中麺類に卵を入れるタイプだが、月見うどんだなということにした。

 


インスタントな昼飯を食い終わり、食器を洗う。

一人で昨日買ったfifaウイイレの亜種)をやり始めた。

自分のチームを作って運営するモードが面白い。パワプロでいうペナントを、オリジナルチームでやるような感じだ。

 


気づいたら18:30になっていた。

 


そしてその18:30を認知した瞬間、一気にメンタルが死んだ。

 


理由はわからなかった。

 


・休日出勤が近づいてきたから?

 


・何時間もゲームに浪してしまったから?

 


・めちゃくちゃいい天気だったのに、外に出なかったから?

 


・元カノのことが思い出されたから?

 


・仲のいい女の子に遊びの誘いを断られたから?

 


・イギリス2部で勝ったり負けたりを繰り返し悪戦苦闘する我がチームが、まるで俺の写鏡のように思えたから?

 


そのどれもが明確な理由にならなかった。

(この書き方でそうじゃなかったら逆に怖い)

 


メンタルにはメンタルの都合があり、それは俺の実生活とリンクしている時もあれば、そうでない時もある。

もしくは極めて無意識的な部分には因果性があるのかもしれないが、それは俺に認知できないところにあるのだ。

 


つまり、時々あるいつものパターンだった。

 

 

 

うへ〜〜〜〜となりながら、キングオブコントを途中まで見て家を出る。

 


家を出る直前まで雨が降っていて、遠くで雷も光っていた。

心象風景の凡例みたいだなと思いながら暗い中を歩いていると、不思議と少しづつメンタルが落ち着いてくる。

 


駅に着く頃には、すっかり回復してしまった。

 


もうわけがわからない。

 


今までも躁鬱っぽい症状に見舞われることはあったが、こんなに急激に、しかも自己完結的に状態が移り変わるのは初めてに近かった。

 


死んでた理由も回復した理由もその落差が急激な理由も、色々分析ができないわけではないのだが、あまり意味のある行為ではなさそうだった。

というか落差に疲れてしまって、そんな気分になれなかった。

 


落ち着かないので久々にここに来た。

 


2021年2歌目のキモキモ日記。

自分に正直週間と人に優しく週間が交互にやってくるという話

自分に正直でいることと、人に優しくあること。

この二項はしばしば矛盾する。

 


じゃあどっちのがいいの?を考えた時

要はバランスの問題なのだが、俺のように頑固な人間はどうしても極端になりたがる。

 


自分に正直でいよう期には、人を思いやって言葉を曲げるのは欺瞞だと思うし

人に優しく期の時は、人を傷つけることを極端に恐れて無難な態度しか取れなくなってしまう。

双方の態度に通底しているのは、やるならとことんやるべきだという意識だ。プライドが高い人間は、自分の行動に一貫性を求める。

 

ここまでは俺の中の一般論で、ここからはそれを俺の最近の生活に演繹した話になる。

 


ここ何年かはずっと自分に正直でいよう期だったが、半年前に彼女と別れてから、最近俺の中の人に優しく党が徐々に議席を伸ばしてきた。


人に優しく党が議席を伸ばすのは、自分が苦しい時だ。世界が自分に優しくあってほしい時に、人は人に優しく党に投票する。

人に対する態度というのは、自分が同じことをされてもいいと思える態度になる。

道徳とかの問題じゃなく、これはみんな無意識のうちにやっていることだと思う。

 


それでもいじめやらが起きるのは、相手の立場に立って考える能力がないからではなく、相手の立場になる自分を想像できないからなのだと思う。

 


俺も同じで、当時の彼女に電撃的な別れを告げられる半年前までは、それでいいと思っていた。(むしろそうあるべきだと思っていた。)

それというのはつまり、個々人が好きなように振る舞った結果が、人間関係であり恋人関係であるべきだ。といった主張のことである。

 


だがそれは電撃的な別れやそれを付随する痛みの数々を、自分に降りかかる災厄として認知していなかったが故の態度だったと今は思う。

個々人が好きなように〜が間違っているというわけではない。これは正しい。

その中で俺は、相手が好きなようにした結果自分を選び続けてくれるための努力を怠っていたということなのだ。

ここを履き違えてはならない。

 


じゃあなんで努力を怠ったかといえば、それはもっと実際的な認知のズレに起因している。

俺が自分にとって彼女(一般名詞)の価値を測り間違えていたという話だ。

別れてもすぐ同じような人が見つかると思っていたが故の思想であり、態度だった。

 


しかしそれは誤りだったと認めざるを得ない。

最近またよく嫌な夢を見る。

夢の中で俺は、もうさして俺に興味のない彼女(一般名詞)に追いすがり、雑に逃げられる。

愛されていた時期があるから、興味のなさに余計に気づいてしまう。

目覚めは最悪で、そういう日は大体1日棒に振る。

 


満たされない自分との向き合い方がうまくいかないならば、満たされる状態を作るための努力をしなくてはならない。

 


そんなことはわかっている。

彼女(一般名詞)の代替品たる人が見つからないのはコロナのせいではないし、おそらく俺の魅力が極端に低いせいでもない。

 


俺は恋が好きなようで、その恋の根底には愛があることを求めている。

愛情は時間をかけて育まれるものだから、4年くらいの付き合いがあった彼女(一般名詞)と同じ密度で、今満たされていようとするのは土台無理な話なのだ。

 


そんな関係をまた持てるようになるまでに、どれほどの月日がいるのだろう。

その月日が別れるリスクであり、その月日を色恋に興じていられることが別れたリターンだ。

 


俺はリターンを求めて努力を怠った。

今思えばそうだったということでもあるし、それは当時から思っていたことでもある。

 


想像以上のリスクに見舞われているならば、想定以上のリターンを得るしかない。

 


恋人との決別を「いい経験」なんて月並みに済ますつもりはない。

が、何事もそれをいい経験にできるかどうかはこれまた月並みだが自分次第である。

ということが今実感されている。

 


俺は勝つぞ!!!!!!!!!!!!

 


今後のノセくんの動向から、ますます目が離せない。

人恋しくなる時はただ自分に余裕がない時であるだけなのかもしれないということ

しんどい時にしか連絡をよこさないやつがいるが、自分も同じようなことをしているなあと思った。

 

彼女に浮気されてからは、やっぱり自分さえ良ければいいというような行動を取り続けるべきなのかもしれないということを時々考えるようになった。天災にも戦争にも巻き込まれず逃げ切りがた人生を全うできるならそれが一番幸せなのかもしれない。

プライドを捨てたら人間じゃねえ。

目の奥まで苦い

新卒として配属されてから、早いものでもう二ヶ月が経とうとしている。

一戦力として数えられるにはまだまだ足りない部分が大きいし、まあでも二ヶ月前よりは「仕事」というものそのものに慣れたような気がする。

 

メールを打つ際の、このような

なんだかよくわからない改行にも

徐々に慣れてきた。

本当に読みやすいんだろうかこれ。

 

同期とも、課内の先輩とも、課外の人とも全体的にうまくやれている。

先輩に奢ってもらって酒を飲んだりカラオケでオールしたりもした。うちの会社はとにかく人がいい。「人がいい会社」の地雷感は半端じゃないが、実際居心地がいいので仕方ない。

しんどい飲みに出会う気配もないし、そういう噂も聞かない。内勤のうちはほぼほぼないだろう。

 

彼女ともまあうまくやっている。

社会人になって少し距離感が落ち着いて、金銭的にも余裕が出た。向こうは向こうで忙しそうにしているし、たまに会えば楽しい。

 

 

当ブログの熱心な読者の中には、ここまで読んでみて違和感を覚えた方も少なくないのではないだろうか。つまり

 

これ、ふらわーさんのブログの書き出しか?

 

ってことである。

 

俺のブログといえば

最近あった嫌な出来事

→暗い抽象化

→もやっとした結論

 

これ。これである。

これが王道の浮草日記150歌(多すぎる)の鉄板の流れなのだ。

今歌はこの流れを大いに逸脱している。

 

いつものうじうじした問題提起はどこにいったのだ!?

 

 

本当はここから

・なんとなく不満のない安寧を与えられてから色々なことを深く考えなくなった

ツイッターで時々手頃なバカをインスタントに消費することで、感情の起伏が収まってしまうようになっている気がする

・最近全体的に牙抜かれてねえか?これが自己闘争の果てに手に入れた安寧だとしても、もっと積極的に不満足と戦っていたい

(※)

 

みたいなことを書こうとしたんですが、どう転んでもつまらなそうだったのでやめます。

 

なんかこういう文章を書けなくなっていること。

心が揺れるような個々の事象に出会わないからなのか、俺自身がストレスから身を離しすぎているからなのかはわからないけど、つまんなくなっちゃったなあと思う。

 

上記(※)のようなうすぼんやりとした問題意識をはっきり顕現化させてくれたのは、こういう文章が書けなくなってるというところかなあと思った。

 

(※)で終わらせるのは、嘘ではないんだけど、一つ記事としてまとめるには自分の中の感情が弱すぎて、文章を書けないことへの焦りがあってようやく、一つ記事として公開することを許せるくらいの重みを持たせられた。

 

戦っていたい。

戦うことは生きることなのだから。

リヴァプールvsアトレティコマドリード 雑感

リヴァプールのファンボな上普段プレミアしか見ないので、リヴァプール目線の記事になります。

 

 

▪️選手評価

 

GK

アドリアン  3点

不用意なパスミスが決勝点に結びついてしまった。FAカップでも失点に直接結びつく判断ミスがあったため、どうしても印象は悪い。

強い雨の中難しいコンディションだったことは理解できるが、技術面のミスというよりは適切な状況判断ができていない故のミスなので、非常に残念。

2点目3点目に関しても、アリソンであれば…という気持ちは拭えない。

 

 

DF

・ファンダイク  7点

まさにI'm doneといった仕事ぶり。

俺が彼なら、自分にやれるだけのことはやったし後はどうしようもないという想いだろう。

何度か裏を取られかける場面はありつつもジョーゴメスとの距離感を丁寧に保ち、最後尾の守備を務め上げた。

ロングフィードによる基点としての役割、セットプレーや終盤パワープレイのターゲットとしての役割など攻撃面にも多大なる貢献をした。

2失点目の際の守備については何か言われるかもしれないが、個人的にはファンダイクを責めることはできないように思う。

自身に与えられた多くの役割をこなしたが、それが得点ないし勝利という結果に結びつかなかったことだけが残念。

 

 

・ジョーゴメス  6点

守備面においては持ち前のスピードを活かしたファンダイクの裏のカバー、色々な意味でテクニカルなマッチアップのジョアンフェリックスへの丁寧な対応など、適切な貢献をした。

また、アトレティコがたびたびしかけてきたDF4枚に4枚を当てる形でのハイプレスに対しても焦ることなく適切に対処し、ピンチの創出を防いだ。

個人的には技術面でマティプに劣る印象があったが、それを十分に払拭してくれる内容だった。

与えられた役割をキッチリこなしたが、元々それがファンダイクほどでないので6点。

 

・ロバートソン  5点

スピードと高いクロスの精度を武器に、攻撃面で求められた貢献をした。

…が、雨やプレッシャーのせいからしくないパスミスが目立つ1日だった。マネとの関係性の中で縦パスをカットされることも多く、敵のショートカウンターの基点になりかけるシーンが多く見られた。

試合を通して左サイドからアトレティコの堅い守備陣を崩しきることはできなかったのは残念。

 

・アレクサンダーアーノルド  6点

サラー、Oxとの絡みの中でうまく攻撃を形成し、チャンスを数多く生み出した。

 

 

 

 

・起用評価

ヘンダーソンが間に合う。

ファビーニョをアンカーに置いてヘンダーソンとワイナルドゥムを前に配置するやり方もある中、オックスレイドチャンバレン(以下Ox)を起用してヘンダーソンをアンカー起用。

 

これは1stレグでの負けを意識して開幕から前のめりに攻めようという意思表示であると同時に、ヘンダーソンへの信頼感も見てとれる。

 

ミルナーの先発起用もワンチャンあるかなと思ったが、結果的にOxは絶好調でありこの采配は的中したと言っていい。

 

 

密かなさよならの仕方

aikoが全曲サブスク開始したので、記念にちょいマイナーオススメ曲記事。

 

詳細はここから。

https://twitter.com/aiko_dochibi/status/1232321282667974656?s=21

 

Apple Music、LINE MUSIC、Amazon MUSICSpotifyなどで聞ける。

 

厳選したガチ曲をオススメするので是非記事を最後まで読んで、是非聞いてくれ。

 

 

 

①密かなさよならの仕方

すれ違う 人も 立ち止まる人も

教えてはくれない だろう
優しく密かなさよならの 仕方

教えてはくれない だろう
不安を拭う事を  一生出来ない 恋なら
あたしは大きな声で あなたにさよならを言おう

※ 

神曲

二番のサビラスも狂おしく好き。

夏服はアルバム全体として全体的にaikoの尖りというか、感性が剥き出しのままの曲が多いように思うんだけど、この曲はまさにその夏服っぽさの代表格だと言える。

 

「優しく密かなさよならの仕方」

というフレーズを目にした時、皆さんは何を思うだろうか。成就頓挫はともかく、少なからず恋愛経験がある諸兄には刺さるところがあるのではなかろうか。

 

「不安を拭うことを一生できない恋なら」

一生という単語の選定に、aikoの若さを感じる。一瞬一瞬を濃く真剣に生きているからこそ、一生に大きな価値があるように思えるのであり、そこへの不安は巨大なものとして捉えられる。

ちなみに実際この曲がリリースされた頃aikoはまだ二十歳そこそこ。

我々と同じくらいの歳で作った曲であり、感じ方は違えど、思うところはやっぱりあると思う。

 

どこにいても あたしのことを

忘れたりしないで

この言葉を何よりも あなたに言いたかったわ

「どこにいてもあたしのことを忘れたりしないでこの言葉を何よりもあなたに言いたかったわ」って感覚が、この曲を聞いた後にはすごくわかるようになる。

 

恋愛体験ソングシリーズとも言えるかも。

 

 

②終わらない日々

夏服からもう一曲だけ。

すごくエネルギュシュで、簡潔で

いつまでもこのまま終わらない日々を、信じているというか、今の気持ちだったり関係だったり若さだったりが途切れてしまうということが、想像もつかないんだろうなって思える明るい曲。自分のそういう頃を思い出せる。

そんな頃ないわって思ったあなた。大丈夫です。

私にもそんな時期はないのに、さもあったかのようにはっきりと過去の自分を思い出すことができました。田舎に住んだことないのにぼくのなつやすみが懐かしい現象です。

 

本当の意味でスカッとする曲。

スカッとジャパンのスタッフまで届け。

 

 

アンドロメダ

交差点で 君が立っていても
もう今は見つけられないかも しれない
君の優しい 流れる茶色い髪にも
気付かない程涙にかすんで さらに
見えなく なる全て

 

ちょいマイナーに含めていいのか微妙だけどまあええやろ。

とにかく一回聞いてみてほしい。ここで俺が何も言えない理由は、聞けばたぶんわかる。

 

 

④恋の涙

最後に返した鍵の  赤い糸は昔より
きつく優しく馴染んで いたのに・・
もう顔も上げられない
落ちる涙 恋の涙
何度呼んでも足りない あなたの名前

 

情報量が多いんじゃ。

最後に返した鍵、という情報を先に持ってきてから赤い糸(二重表現)がきつく優しく馴染んでいたことを示す表現力たるやもうね。

うわああああああああああってなる。

いやバカにしてるけど、聞いたらお前もうわあああくらいにはなるからな。

 

ぐしゃぐしゃになった 髪の毛も

顔ももう 構わないから

も恐ろしい、一番Aメロ。

何が恐ろしいって、構わない「から」って選択してるところ。aikoの曲は細かい言語能力が光るものが多いんだけど、これはそのいい例だと思う。

全体的にハイテンポで聴きやすく、それでいてしっかり身の詰まった曲。

 

 

⑤君の隣

個人的な思い入れの強い曲。

たまに聞くと、この曲をよく聞いていた頃に好きだった人のことを思い出す。

いい曲なんだけど、自分の中であまりにもその人のテーマソング化してしまって語りにくい。君の隣。

 

 

 

終わり。聞け。

ああやだ、涙がでる

「しょうもない」という言葉、今プチブームだと思う

なぜか。俺の周りの、なんの関係もないいくつかのコミュニティで急によく聞くようになったのだ。俺が多用してるから移ったのかもしれかいけど、それは俺がきっかけになったというだけで、流行るだけのポテンシャルをこの言葉ないし今の社会が秘めているということに変わりはない。

 

この言葉、自分にとって不利益だったり納得しづらくかつ実現可能性の低い事象の背景に特別な原因がない際に、そのやるせなさを表現する文言として使われることが多い。

 

たとえばポケモンをやっていて相手の一撃必殺技が当たりまくって負けたら。2分遅刻した授業でリアペがもらえなかったら。しょうもねえ〜って思うと思う。

その事象そのものがというよりは、そんなゲームに多少なりともリソースを割いている自分に悲しくなるというニュアンスも含んでいる。

 

図星をつかれた時にこそ人はキレる、というのと近いものがあるかもしれない。

 

しょうもないという感覚は期待を裏切られた時に起きるもので、本当に我慢ならないのはその事象そのものでない。

その期待をした自分の認識の甘さに対して、人はしょうもないという形でのやるせなさを感じるのではないだろうか。

 

だからなんやねん記事

 

 

書き出しからしてこの単語が流行る社会の特異性を説くのかと思いきや、特にそういうわけではないというね