ああやだ、涙がでる
「しょうもない」という言葉、今プチブームだと思う
なぜか。俺の周りの、なんの関係もないいくつかのコミュニティで急によく聞くようになったのだ。俺が多用してるから移ったのかもしれかいけど、それは俺がきっかけになったというだけで、流行るだけのポテンシャルをこの言葉ないし今の社会が秘めているということに変わりはない。
この言葉、自分にとって不利益だったり納得しづらくかつ実現可能性の低い事象の背景に特別な原因がない際に、そのやるせなさを表現する文言として使われることが多い。
たとえばポケモンをやっていて相手の一撃必殺技が当たりまくって負けたら。2分遅刻した授業でリアペがもらえなかったら。しょうもねえ〜って思うと思う。
その事象そのものがというよりは、そんなゲームに多少なりともリソースを割いている自分に悲しくなるというニュアンスも含んでいる。
図星をつかれた時にこそ人はキレる、というのと近いものがあるかもしれない。
しょうもないという感覚は期待を裏切られた時に起きるもので、本当に我慢ならないのはその事象そのものでない。
その期待をした自分の認識の甘さに対して、人はしょうもないという形でのやるせなさを感じるのではないだろうか。
だからなんやねん記事
書き出しからしてこの単語が流行る社会の特異性を説くのかと思いきや、特にそういうわけではないというね