浮草日記

メルヘン系ブログ

逆さにした少し気の抜けたサイダー

最近満たされないと思うことが減った

 

いいことなんだと思う。満たされないという感覚の苦しさに耐えられなかった時期が一番キツかったし、そこからなんとか抜け出すことをある種目標にして設定して生きてきた(たぶん)からだ

 

でもそれが達成された今どうかといえば、それに対して脳死バンザイができない。なんかモヤモヤするのである。どういうことか

 

不満足であることにはそれなりにメリットもあった。より「正しい」「完璧な」状態に向かっているという感覚は、気持ちいいのである。不満足であることはつまり、今より不満足でない状態が存在すると信じることでもある。誰だってもっといい自分、あるべき自分があると想像(妄想?)したいものだ。そして今の俺には、そういう理想の意識が希薄になってしまったのだろう。

 

不満足でない状態にある程度たどり着いた今(単に酔っているだけなのかもしれないが)思うのは、「不満足でない」と「満足している」は全然イコールで結び付けられるものではないということだ。加藤あい阿藤快くらい違う。これがいいな状態を志向していたはずなのに、これでいいや状態に収束してしまったような感覚があるのである。

 

不満足な状態を解消するために、井の中の蛙になることを自ら選んでしまったというか。具体的に言えば、自分が一時的に受け入れられない考え方や人間や集団を完全に外のものとして規定することで、安寧を得てしまった。その結果今の俺があるかもしれないな、と思うのである

 

酔ってる時に考えていることだから後から同じ感覚になれる保証もないし、まとめる気もないからこのまま公開。あんまり整合性のある文章にはなっていないと思う。読んでくれた人いたらごめんありがとう